nvim-treesitterをWindowsで使う方法


作成日:2025-10-26 20:43:39
更新日:2025-10-27 13:35:27

Windows上でNeovimを使う必要が出てきた
自分はtree-sitterの構文を管理するのにmainブランチのnvim-treesitterを使っており、その際にgithubのreleaseページからtree-sitter-cliを落としてきたのだが、構文のビルド時にcl.exeが無いとして怒られた

nvim-treesitterやtree-sitterのissueを見てみると、同様にcl.exeが無いとしてエラーになっている人が見受けられ、解決策としてVisualStudioを入れると動くというものが見受けられた

ただ、VisualStudioは容量を食うので、可能ならmingwを用いたい
試行錯誤をするうえで解決策がわかった(かつそのような記事が見受けられなかった)ので、以下に解決策を記述する

初めにmingwを入れる
自分はscoopを用いて以下の方法で入れたが、パスが通る形になるなら好きな方法で大丈夫なはず

scoop install mingw

その後、rustを入れる
公式サイトの指示に従って入れて、 cargo が使える形になれば大丈夫

最後にtree-sitter-cliを cargo install で入れる
この際、以下のようにツールチェインで stable-x86_64-pc-windows-gnu を指定する必要がある

cargo +stable-x86_64-pc-windows-gnu install tree-sitter-cli

ここまで完了したならば、 :TSInstall などで好きな言語のハイライトを入れることができるようになる

ここまで説明したが、PCの容量に余裕があるならばVisualStudioを入れて、以下のコマンドで環境を作成するほうが楽なはずなので、真似をする際は自己責任で

scoop install tree-sitter

それではまた